アドレス(ADDress)で多拠点生活を体験して感じた魅力

アドレスの部屋

多拠点生活のサブスク「アドレス(ADDress)」を実際に利用して感じた魅力をご紹介いたします。

私自身、アドレス会員に2021年2月に登録して以来、現在まで約3年半(途中休会を挟む)利用してきました。2024年9月26日放送のカンブリア宮殿でも取り上げられましたことから、この機会にその魅力を1ユーザーとしての視点からお伝えいたします。また、多拠点生活でなくとも、「旅行」としてもお得に利用できる場面があるサービスなので、その点も解説いたします。

目次

ADDressとは?

ADDressとは、国内・海外約300か所の生活拠点に滞在できる「住まい」のサブスクリプションサービスです。拠点にはホテル・ゲストハウス・古民家・1軒屋貸切など様々なものがあります。それらを他の会員とシェアしながら利用することになります。

滞在には、チケットを購入し1枚あたり5000円以下(基本は、チケット1枚=1泊)となっています。まとめて購入する場合はチケット1枚あたり約3000円少々まで安くなります。

普通の旅行と大きく異なる点は、拠点ごとに特色があり、訪れて初めてその地域の本当の魅力に気づくことができたと思わせてくれる点です。そこで鍵となるのは、その地域と会員を結ぶ「家守」の存在。また、共に滞在を楽しむ仲間である「他の会員」の存在にあります。

魅力①:新たな人との出会い

家守や他の会員の方、地域の方との出会いこそがアドレスの醍醐味であると僕は考えています。全く予期できない偶然の出会いが面白いです。

家守(やもり)

アドレスの全国約300箇所の拠点には、それぞれの拠点を管理する「家守」という方がいます。この「家守」の方は、ホテルなどのスタッフとは立ち位置が異なり、あくまで会員とフラットな関係性にあります。そのため、どこか友だちのような感じで仲良くなれ、一緒にご飯を食べたり、温泉に行ったり、観光をしたりしながら深い話ができることもしばしばあります。

「家守」さんはその地域に愛着を持ち、人を迎えるのが好きな方であったりすることが多いです。たとえ初めて訪れる場所であっても家守さんにオススメの場所を教えてもらったりして、とても暖かな記憶に残る体験ができることもあります。

また、「家守」さんの中には、地域の様々な活動にも自ら積極的に関わっている方もいて、その姿勢にはいつも学ばされることばかりです。

会員

アドレスの他の会員の方とも拠点でお会いすることがあります。
リモートワークをしながら多拠点生活、都内からの週末の旅行や学生の卒業旅行、会社を退職してしばらくの気分転換など様々な用途で利用している方に出会いました。不思議なことなのですが、アドレスを利用する方は人生に対して前向きに挑戦し、自分なりの生き方を模索しているような方が多かったように感じています。

その日出会ったばかりの人と食卓を囲んで、自然な空気の中でお互いのそれまでの人生やこれから将来どうしていきたいかなど、通常なら初対面の人にはとても話さないような深い話をする機会が何度もありました。批判的な人はほとんどおらず、ポジティブに受け止めてくれる方が多いのが特徴的です。

地域の方

家守さんが熱心に地域貢献の活動をされている場合などは、拠点に地域の方も気軽にやって来られて、そこで様々な地域のお話をお伺いすることもあります。また、僕はそのご縁から地域のお祭りに行ったり、テニスサークルの活動に飛び入り参加させてもらったりしたこともあります。

魅力②:生活コストと生活スタイルの変化

滞在に必要なチケットは、1枚あたり5000円以下(通常は、チケット1枚で1泊)です。まとめて購入する場合はチケット1枚あたり約3000円少々まで安くなります。僕の場合は、固定の家を持たずこのアドレスやその他のサービス、キャンプなどを組み合わせることで月々の家賃が4万円程度になっています。もちろんここに水光熱費も含まれています。

実は、全国約300箇所の拠点の中には、本来はチケットの価格を大きく超えるようなホテルも登録されております!!以下はその一例で、このような拠点は本当にお得です!予約は取り合いになりますが…

また、1部屋に2人以上で泊まってもチケット1枚の拠点も多いので友人やカップルで利用するととてもお得に利用できます(※拠点によっては追加料金が発生)

アドレスの拠点では、キッチン設備がついているところも多く、調味料も用意されていることがあり自炊にも困りません。僕はこのアドレスでの生活を通じて料理が上手くなり、食費も自然を抑えることができました。

また、日々の生活の中に、旅行という娯楽が含まれているのでそれ以上の贅沢をする必要がなく、持ち運べなくなるので自ずと本当に必要でないモノは買わなくなりました。もちろん、不慣れな場所に行くので何かと不便なこともあるのですがそれすら楽しむ気持ちが必要だと思います。

魅力③:価値観の変化

僕にとってアドレスは、当初、会社の退職に伴い社宅を退去する必要があったため、住む場所として利用し始めたものでした。しかし、様々な人々との出会いや、お金の使い方を変える中で、少ない出費でも充実した人生を送ることができると知り、それは会社員時代には得られなかった大きな発見でした。

また、アドレスの拠点がなければ訪れなかったような地域で、美しい自然や地元の人が集まる飲食店など、新しい魅力に触れる機会も増えました。

そうした経験を通じて多拠点生活を続けたいと考え、リモートで働くために学び直し、気づけば4年目に入りました。多拠点生活によって、自分の価値観や生き方は大きく変わり、のんびり自然を感じたり、各地の美味しいものを楽しんだり、人生を活き活きと過ごす人たちとの出会いが、真に豊かな人生を実感させてくれました。今後も、「自らの価値観において大切にしたいものを大切にできる生き方」ができるようにしたいと思います。

まとめ(お友達紹介用のURLあり)

アドレスを通じた多拠点生活の魅力とは、上述のとおり「人との出会い」、「拠点とその地域」、「生活コストを含む、人生のあり方そのものの見直し」と考えています。そしてそこから価値観の変化や充実した人生に繋がってくるように思います。僕としては、かつての自分のような会社員という生き方に限界を感じつつも、他の生きる道も見えないという状況の人にこそ、多様な生き方と価値観に触れる機会として利用してもらえればなと思う次第です。

お友達紹介用のURLはこちらです。どうぞご自由にお使いください。
通常のアドレスのトップページに飛びますが、URLに「referral」の文字が入っているはずなので、このまま登録の手続きを行えば適用になります。

📷以下は、フォトギャラリーです。

福井県の「鯖江A邸」は、家守さんのご自宅をアドレスの拠点として提供している拠点です。家守さんが大変ホスピタリティに溢れる方で、地域の案内を熱心にしてくれます。地域の工芸を守るという意味を込めて、伝統工芸品を自ら買い集められて展示してある、拠点としても大変面白い場所です。
この日は、家守さんと一緒に「焼き鳥」→「鯖江の街をドライブ(解説付き)」→「地域のテニスに参加」→「帰宅し日本酒・梵を飲む」という充実した一日となりました!

広島県の「尾道B邸」。お祭りの日には宿も値上がりし予約を取りづらくなるものですが、アドレスなら平日も土日もお祭りの日でも関係なくチケット1枚=1泊です。こういったお得な利用方法もあります。

石川県の「金沢F邸」にて、偶然にも同じ宿に泊まられていたADDress代表の佐別当さんにお会いしました。僕の人生をこんなにも面白いものにしてくれたことに本当に感謝です。

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